就職カレッジは怪しい?ブラックばかり?書類で落ち続けた人への答え

エージェント入門

履歴書の「職歴」の欄を前に、手が止まったことはありませんか。

書けることが少ない。アルバイトの経験を書いていいのかも分からない。なんとか絞り出して書いて応募しても、画面に返ってくるのは機械的な「お祈りメール」ばかり。

そういう状態が続くと、だんだん「自分には社会から席が用意されていないんだ」という気持ちになってきます。求人サイトを開いては、ため息をついて何もせずに閉じる。その繰り返し。

先に、この記事でいちばん伝えたい本質を書きます。

書類で落ち続けるのは、あなたが社会人としてダメだからではありません。ただ「戦うルール」を間違えているだけです。

今回は、フリーター・既卒・中退の人に特化した「就職カレッジ(ジェイック)」というサービスについて書きます。ネットで検索すると出てくる「怪しい」「やばい」という噂の正体から、リクルートやdodaとの決定的な違いまで、正直に整理しました。

1. 大手エージェントで「門前払い」になる構造上の理由

転職を考え始めたとき、まずリクルートエージェントやdodaに登録すると思います。求人数は圧倒的ですし、私も通った道です。

私の場合、登録した翌週に届いたのは「現時点でご紹介できる求人がございません」という一通の自動メールでした。仕事終わりにコンビニの駐車場で読んで、しばらく車から降りられなかったのを覚えています。

職歴が浅い、あるいは未経験の状態で登録すると、高い確率でこの「ご紹介できる求人がありません」が来ます。登録はできても、その先に一歩も進めない。

これ、ものすごく心が折れるんですよね。「大手にすら相手にされなかった、自分は市場価値ゼロなのか」と。

でも、落ち込む必要はまったくありません。

私は副業で物販(せどり)をかじっていたことがあるので分かるのですが、商売には必ず「売り物の型」があります。大手エージェントにとっての売り物は「職歴と実績のある人材」。彼らはそれを企業に紹介して成り立っているお店です。八百屋に行って「魚がない」と絶望しているようなもので、あなたの価値の問題ではなく、ただ行く場所を間違えているだけ。あなたを主役に設定している売り場は、他にあります。

2. 就職カレッジが「怪しい」と言われる2つの原因と、その本音

就職カレッジ(運営:株式会社ジェイック)は、フリーター・既卒・中退・第二新卒だけを対象にした就職支援サービスです。利用者の76.5%が正社員未経験。「職歴がない」のが大前提の場所です。

ただ、ネットで調べると「怪しい」「ブラック企業を紹介される」といったネガティブな言葉も目に入ります。その理由は主に2つあります。

① 昔の「厳しい飛び込み研修」のイメージが残っているから

かつてジェイックは、研修の一環で外に出て名刺獲得や飛び込みをするような、かなり泥臭い体育会系の研修を行っていました。そのインパクトが強すぎて、今でもネットに当時の悪評が残っています。現在この形式の研修は廃止されていて、オンラインでのビジネスマナー・自己分析中心の内容に変わっています。

② 「未経験歓迎=ブラック」という先入観

「書類選考なしで20社と面接できる」と聞くと、逆に「よっぽど人が集まらないブラック企業ばかりなんじゃ……」と疑いたくなりますよね。私も最初そう思いました。

この疑いに対する答えは、「入社後3か月の定着率92.1%」という数字にあります。

もし本当に使い捨てのブラック企業ばかりを押し付けていたら、入社した人は3か月以内に次々と辞めていき、この数字は絶対に維持できません。ジェイックは、紹介する企業を直接取材して、労働環境を確認した企業だけを紹介しているそうです。離職率が異常に高い企業を混ぜれば、自社の評判が落ちて商売が成り立たなくなる。物販と同じで、不良品を売ったら店が潰れるんです。

2005年からの運営実績(39,000名以上の支援)に加えて、厚生労働省委託の「職業紹介優良事業者」(全国約29,000社のうち45社のみ)に認定されている点も、怪しい業者ではないという客観的な証明になります。

3. なぜ「書類選考なし」が成立するのか?企業側が求めているもの

就職カレッジの最大の武器は、「書類選考が原則なし」という点です。

約4日間の無料講座を受けたあと、最大20社の企業と直接会える「集団面接会」に進めます。今まで「紙の上の職歴」だけで落とされて面接にすら進めなかった人にとって、このルール変更はチート級です。

項目 ジェイック就職カレッジ リクルートエージェント doda
主な対象層 フリーター・既卒・中退・第二新卒 正社員経験者全般 正社員経験者全般
年齢の目安 18〜35歳 制限なし 制限なし
支援内容 研修+面接会+内定後フォロー 求人紹介・選考サポート 求人紹介・選考サポート
書類選考 原則なし(面接会方式) 通常あり 通常あり
職歴なしでの利用 △(難しいことが多い) △(難しいことが多い)

なぜ企業側が書類を見ずに会ってくれるのか。それは、企業側も「過去の職歴は白紙でも、これから本気で働きたいと思っている伸び代のある若者」を探しているからです。

書類で落とす大手の手法は効率的ですが、ポテンシャルがある人を逃すリスクもあります。就職カレッジに集まる企業は、「紙の職歴」ではなく、「目の前でハキハキと挨拶ができるか」「素直に学ぶ姿勢があるか」という人柄を見て採用を決めています。

戦うルールが変われば、書類で落ち続けていた人でも、あっさり内定が出ることは普通にあります。

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4. 「4日間の研修」は正直たいへん。でも、だからこそ買われる

正直に書きます。私はこのサービスを見たとき「4日間の研修(約30時間)って、普通に面倒くさいな」と思いました。楽してサクッと就職したい人にとっては、ハードルが高く見えるはずです。

ですが、タダで手に入る美味い話はありません。この研修こそが、あなたを企業に高く売るための「武装」であり、保証書なんです。

社会人経験がないと、挨拶の角度、名刺の渡し方、面接での正しい敬語など、「教わる機会がなかっただけ」のことで減点されてしまいます。それを面接直前の4日間でみっちり整える。

企業側も「ジェイックの研修を最後までやり切って、ビジネスマナーを身につけてきた人」と分かっているから、書類なしでも安心して面接に呼んでくれるわけです。

面倒に見える研修は、実は「あなたの職歴のなさをカバーして、守ってくれる保険」として機能しています。

5. デメリット:紹介される求人の「偏り」をどう考えるか

いいことばかり書くのは信用できないので、向いていない人もはっきり書いておきます。

  • すでに正社員としてキャリアがある人:リクルートやdodaの方が選択肢は広いです。
  • 年齢が36歳以上の人:対象が18〜35歳なので使えません。
  • 「事務職」や「IT専門職」に絶対こだわりたい人:求人は営業系や総合職、製造・施工管理などが多めです。

「営業が多いのか……」とガッカリした人もいるかもしれません。分かります。私自身、「営業」という言葉にいいイメージを持っていませんでした。ノルマ、テレアポ、頭を下げる仕事。正直、避けてきた側の人間です。

ただ、転職を何度も繰り返して、副業で物を売る経験もして、悔しいけれど認めざるを得なくなった事実があります。「売った経験がある人」は、どの業界に行っても歓迎されるということです。求人票を眺めていても、営業経験者に開かれている扉の数は、他の職種と比べて明らかに多い。

数年売る仕事をやり切れば、次の転職のときには「職歴なしのフリーター」ではなく「実績のある営業職」として市場に立てます。もし私が20代に戻れるなら、遠回りに見えても、ここから始める選択は十分アリだったと今は思います。

それと、これは煽りではなく事実として書いておきます。未経験からの正社員就職は、年齢が上がるほど確実に難しくなります。20代、30代前半の「若さという貯金」は毎日少しずつ減っていて、就職カレッジ自体にも35歳という期限がある。「いつか動こう」のいつかには、締め切りがあります。

6. 結論:履歴書の職歴欄とにらめっこする夜は、もう終わりにしよう

ここまで読んで、「でも、いきなり研修とか面接会とか、重いな……」と感じる必要はありません。

登録して最初にあるのは、個別の無料相談(アドバイザーとのカウンセリング)だけです。スマホから登録して、まずは話を聞いてみる。そこで「自分には雰囲気が合わないな」と思ったら、そこでやめればいいだけです。

お金は最後まで1円もかかりません(企業側が紹介料を払う仕組みです)。

求人サイトを開いて、傷ついて、閉じる。その繰り返しの夜から抜け出すきっかけは、大きな決断ではなく、「とりあえず相談だけしてみた」という小さな一歩です。

ルールが変わる場所へ、自分の身を置いてみませんか。あなたの良さを紙切れ1枚で判断されない環境は、もう用意されています。

就職支援のJAIC(ジェイック)

参考・出典

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